1990年代に日本でも大ブームを巻き起こしたユーロトランスの中でも、メロディアスでスペーシーなサウンドが特徴のダッチトランス。その代表的存在として知られるのが、Armin van Buuren。世界ナンバーワンDJの座に何度も輝く彼が作り出すのは、透明感あふれる女性ヴォーカルが歌い上げる、ドラマチックな歌詞が印象的でメランコリックなテクノミュージック。近年は、男性ヴォーカルも積極的に起用し、トランステクノ色を抑えた正統派のダンスミュージックが目立つようになった。そんな彼がたどってきた音楽的変遷を、このプレイリストで追ってみよう。