1988年に米国ネブラスカ州で結成された311は、1990年代を席巻したコーン、リンプ・ビズキットらとともに、ミクスチャー・ロックと呼ばれるジャンルを築いた時代の寵児の一組。圧倒的なテクニックのベースとドラムスの太いグルーヴ感と、レゲエ、ファンク、ラップ、そしてパンクロックをベースとしたダンサブルな楽曲で注目を集めた。中でもシングル "Down" はMTVで大々的に取り上げられたことで本国でスマッシュヒットとなった。また日本のロック・フェスにも参戦し、熱いパフォーマンスで多くの若者を扇動するなど、そのサウンドは海を越えてリスナーを魅了している。