

一人での多重録音でイマジネイティブな音楽を紡ぐ宅録音楽家、浦上想起。2019年に初のオリジナル曲「芸術と治療」を発表すると独創的な音の世界が注目され、2020年の初作品集『音楽と密談』も高い評価を得る。変則的なリズム編成や楽曲展開、高度なリハーモナイゼーション、無数のトラックを重ね合わせた緻密な構成など、オリジナリティあふれるサウンドは複雑でありながらポップに響く。影響を受けたアーティストの一人にディズニー音楽を多く手掛けたアラン・メンケンを挙げており、浦上の音楽にもファンタジーの要素が多分に盛り込まれている。作詞や編曲、ミックス、ビジュアル全般も手掛けるマルチクリエイターであり、プレイヤーとしても存在感を高めている。