はじめての 広瀬悦子

はじめての 広瀬悦子

3歳でピアノを始めたEtsuko Hirose(広瀬悦子)は6歳でモーツァルトのコンチェルトを演奏する神童だった。パリ国立高等音楽院を卒業した1999年にマルタ・アルゲリッチ国際ピアノコンクールで優勝し、その後は国内外のオーケストラとの共演や世界各地の音楽祭への出演など、旺盛な活躍を続けている。例えば、ショパンがコンチェルトを献呈した作曲家Frederic Kalkbrennerによるベートーヴェンの交響曲のトランスクリプションであったり、チャイコフスキーの『The Nutcracker(くるみ割り人形)』の4手ピアノ版であったり、はたまたバラキレフやモシュコフスキの作品といった、演奏の機会にあまり恵まれない作品に光を当てるというアプローチも彼女の特徴の一つだ。録音も国際的に高い評価を得ており、このプレイリストでも高い技術に裏打ちされた気品あふれるピアニズムで、知られざる佳曲や編曲版の魅力を伝えてくれる。

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ