幼少の頃から三線と島唄を習い、こぶしのきいた独特の歌唱法を体得した奄美大島出身の歌手、元ちとせ。プロの歌手を目指し、故郷の奄美を離れた後、2002年にシングル"ワダツミの木"でメジャーデビューし、同曲はロングヒットを記録。家族の絆などの大きなテーマを掲げた楽曲が多く、哀愁や郷愁という誰もが共感できる歌詞は、いつ聴いても心に新鮮に響く。