1980年代から活躍していたノイズロックバンド、ホワイト・ゾンビの中心人物。ソロ名義のロブ・ゾンビで発表した1998年のデビューアルバム「Hellbilly Deluxe」は、メタルとインダストリアルの融合したサウンドが熱烈な支持を集める。ダークで激しいギターリフとダンサブルで妖しいグルーヴは、一度聴いたら病みつきになる。おどろおどろしい世界観はもちろん、時折顔を覗かせるポップでキャッチーな要素も魅力。各地のメタルフェスで引っ張りだこの圧倒的なライブパフォーマンスは必聴。映画監督としても名高い彼のヴィジュアル面でのプロデュース能力にも要注目。華やかで毒のあるロックスターの劇場に足を踏み入れよう。