はじめての レザール・フロリサン

はじめての レザール・フロリサン

1979年に指揮者のウィリアム・クリスティによって設立されたレザール・フロリサンは、バロックの名曲を忠実に再現することを目的とするピリオド楽器を用いた室内アンサンブル。パリのオペラ座からカーネギーホールまで、さまざまな会場でコンサートを開いている。フランスのカーン劇場を拠点とする彼らは、ジャン=フィリップ・ラモーの『Les Indes galantes(優雅なインドの国々)』など、母国の先達による楽曲を見事な演奏で聴かせてくれる。しかしその多才さはとどまるところを知らず、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの『Mass in B Minor』での彼らは、光輝に満ちた音世界を描き出しながら不協和音に絶妙な色合いを与え、ヘンデルの『Il Trionfo del Tempo e del Disinganno』の「Lascia la spina, cogli la rosa」では忘れがたい哀愁を実に味わい深く表現している。

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