

意外にも、リンゴ・スターが天才ドラマーとして注目されることはまれだが、ビートルズの曲が文化を変えるきっかけを与えた偉大なミュージシャンの一人であることには誰もが同意する。リヴァプールが生み出したこの才能あるアーティストは、ラウンジ音楽の奏者や、素朴なロッカーなど多様な顔を持ちあわせる。ビートルズ解散後は、1970年代のジョージ・マーティンプロデュースによる「Sentimental Journey」を始めとし、カントリー、ダンス、ロックやポップなど多くのジャンルに挑戦し20を超えるアルバムを出した。映画俳優としての活動なども経て、スターダムから降りることなく成功を収めた彼は、深刻な病気を抱えながらも多くのアーティストとのコラボレーションであるリンゴ・スター & ヒズ・オール・スター・バンドとしての音楽活動を世界中で行っている。