はじめての プラシド・ドミンゴ

はじめての プラシド・ドミンゴ

スペイン出身で、メキシコに移住して音楽を学んだドミンゴ。1959年にメキシコでヴェルディの『椿姫』のアルフレードを歌って本格的にオペラ歌手としてのデビューを飾った。これまでにモーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディだけではなく、ワーグナーの『ローエングリン』に至るまで、テノールのほとんどの役を歌っている。これだけ幅広い時代の役を歌えるのはドミンゴだけだろう。その声もテノールらしい高音から、豊かな表現力を持つ中音域まで広範囲に及ぶ。また、指揮者としても活動を行っている。