印象的なミュージックビデオの数々や "Don't You Want Me" や "Human" などのヒットにより、1980年代のエレポップブームを代表するバンドとして知られるヒューマン・リーグ。本国イギリスのみならず、アメリカにも進出したその快進撃は、2人の女性シンガーを迎え、ブラックミュージックの影響が色濃いエレポップにアプローチした1980年のサードアルバム「Dare」から始まった。「Dare」以降のヒット曲で知られる彼らだが、以前のプログレ色が濃いダークなテクノサウンドを志向していたころの楽曲を支持するファンも少なくない。ここでは、そうしたサウンドの変遷と共に、彼らが残したヒット曲の数々を楽しむことができる。