

1995年のデビューアルバム『Brown Sugar』で、当時のR&Bシーンに新鮮な風を吹き込んだディアンジェロ。ファンク、ソウルにヒップホップの感覚を取り入れたサウンドは、シンガーソングライターとしての力量を世に知らしめ、そのスタイルは多くのフォロワーを生み、ネオソウルムーブメントを作り出す契機となった。2000年にセカンドアルバム『Voodoo』をリリースし、エリカ・バドゥやマックスウェルと並びネオソウルのアイコンと称されるように。2014年以降はギターサウンドが印象的なロックテイストの楽曲や、ラテン、ワールドミュージックなど、ジャンルにとらわれない音楽表現を追求した。