1968年に福岡県でアマチュアバンド、ザ・フォーシンガーズとして結成。1972年に上京し、財津和夫を中心としたメンバーでメジャーデビューを果たした。メインヴォーカルとほとんどのサウンドメイクを財津が担当していたが、ブレイクのきっかけとなった"心の旅"では姫野達也がヴォーカルを務めるなど、メンバー個々の音楽スキルがハイレベル。甘く切ないリリックとメロディックでポップなサウンドは、フォークやロックなどのテイストをも融合し1970年代ニューミュージックの旗手として若者たちを中心に絶大な人気を誇った。1990年代に入り"サボテンの花"がドラマ主題歌としてリメイクされたことで人気が再燃。21世紀を迎えた現在もなお幅広い層から支持を得ている。