はじめての スパークス

はじめての スパークス

LA出身の Ron&Russell Mael 兄弟によって、1970年代初頭から活動を続けるスパークス。彼らほどキャンプな感覚(不自然なものを美学とする)を体現するバンドはいないだろう。そのサウンドは時代ごとに大きく変遷するも、シニカルなリリックと独特なサウンドに乗せてコメディのように繰り広げるスタイルは変わらない。トッド・ラングレンがプロデュースしたデビューアルバムやイギリス滞在時代の「Kimono My House」など人気作品は多いが、中でもジョルジオ・モロダーと組んだ1979年の「No.1 In Heaven」はエレクロトロポップの傑作としてデペッシュ・モードやニュー・オーダーなどにも大きな影響を与えた。

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