

1975年生まれ、テキサス州出身のジェイソン・モランは、2000年代以降の新世代ジャズを担うピアニスト。13歳のときにセロニアス・モンクを聴いてジャズに傾倒、ニューヨークで音楽を学び、1999年に名門ブルーノートからアルバム「Soundtrack to Human Motion」を発表。モダンジャズをルーツにしたトラディショナルな演奏から、ソウル、ファンク、ヒップホップ、現代音楽などを取り入れた実験的な作風まで、柔軟かつ革新的な音楽性で自身のスタイルを確立。伝説的ピアニスト、ファッツ・ウォーラーのトリビュートを軸にしたアルバム「ALL RISE: A Joyful Elegy For Fats Waller」も話題を呼んだ。