

ネヴィル・マリナーはイギリスの指揮者でバイオリン奏者。1959年にロンドンで室内編成の合奏団として創立したアカデミー室内管弦楽団を育て上げてきた。日本ではNHK交響楽団への客演をきっかけに、その名を知る人も多いだろう。マリナーはレパートリーの幅が非常に広く、数多くの音源を残している。映画のサウンドトラックでモーツァルトの交響曲25番を有名にするなど、特に弦楽を中心としたアンサンブルものを得意としていた。プレイリストにはバロックから古典期にかけての美しい弦楽合奏作品を中心に収録。端正で美しく誠実な音楽づくりは、長くリスナーから愛されている。