はじめての コールマン・ホーキンス

はじめての コールマン・ホーキンス

レスター・ヤングと並び、テナーサックスの巨人として世界中のジャズファンに親しまれたコールマン・ホーキンス。1923年にニューヨークでフレッチャー・ヘンダーソン楽団に入団後、トランペットのルイ・アームストロングと共に看板奏者として人気を集め、かつてはトロンボーンの代用品だったテナーサックスをソロ楽器として確立させた。その偉大なる功績から、テナーの父と呼ばれることも多い。後にスタンダードナンバーとなった "Body and Soul" の熱演など、たくましさに満ちたワイルドな演奏スタイルには信奉者が跡を絶たず、ジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズなど、バップ以降のモダンジャズの巨匠たちへ与えた影響も大きい。