はじめての コラ・ヴォケール

はじめての コラ・ヴォケール

マルセイユ出身で戦後に歌手としてデビューし、シャンソンを代表する歌い手の一人として知られるコラ・ヴォケール。ジャック・プレヴェールが現代詩を付けた楽曲を好んで頻繁に取り上げ、特にジャズスタンダードとしても親しまれる "Les Feuilles mortes(枯葉)" における抑制を効かせた名唱は、曲本来の持ち味を最も忠実に引き出したものとして評価が高い。1950年代に知的なアプローチでシャンソンを発展させたパリ左岸派の代表格であり、情緒過多にならない的確な曲解釈に裏打ちされた歌い口から、サン・ジェルマン・デ・プレの白い貴婦人と称された。このプレイリストでも "La complainte de La Butte(モンマルトルの丘)" や "Le temps des cerises(さくらんぼの実る頃)"、中世詩を歌ったものなど、彼女の名レパートリーが楽しめる。

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