イギリスを代表するシンガーソングライターのひとり、エルトン・ジョン。1969年にソロデビューし、翌1970年にGus Dudgeonをプロデューサーに迎えたアルバム「Elton John」をリリースし、先行シングルとして発売された"Your Song"と共にヒット。後に多くのアーティストにカバーされることになる。その後もコンスタントにヒット作品をリリースしていくが、再び注目を集めたのが1997年。自動車事故で逝去したダイアナ元公妃への追悼歌として「Goodbye Yellow Brick Road」に収録されていた"風の中の火のように（孤独な歌手、ノーマ・ジーン）"を、歌詞を変えてリリースしたシングルは、全世界で3700万枚を超えるセールスを記録した。その美しいメロディーは、日本でもCMソングなどへの登用も多く、いつの時代も色褪せることなく輝いている。