(sic)boy
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(sic)boyについて

1998年生まれのラッパー、(sic)boyは、オルタナティブロック、ラウドロックとトラップを融合したエモラップに東京の混沌としたユースカルチャーやそこで渦巻くリアルな心情を乱反射させる。

「2つ上の兄から教えてもらったL’Arc~en~Cielの「BLESS」に衝撃を受けた体験が音楽の入口」と、Apple MusicのUp Next Japanに選ばれた(sic)boyは自身の音楽ルーツについて語る。高校の軽音楽部に入り、バンドでギターを弾いていた彼は、大学進学後もすぐに音楽を再開したいと思いつつ、バンドメンバー集めの壁にぶつかる。「それなら1人でやってみよう」と、動画サイトからタイプビートやヒップホップのインストを探し、ラップしてはレコーディングするというスタイルに変更。「それがどんどん楽しくなっていったんです」と振り返る。

ヒップホップの枠組みをエモーショナルに拡張したリル・ピープやエックスエックスエックステンタシオンなどに触発され、2019年に釈迦坊主がプロデュースするシングル「Hype’s」でデビューを果たすと、プロデューサーのKMとタッグを組んだ2020年のファーストアルバム『CHAOS TAPE』において、東京発のエモラップを確立する。「自分にとって東京は生まれ育った場所。もっと言えば、挑戦したいものが絶対見つかる場所。常に新しく、街も人も早いスピードで移り変わっていく所だと思っていて。そんな中でも自分の音楽がもっともっと浸透するように戦っていきたい」

そして、AAAMYYYやGottzら国内のアーティスト、lil aaronやphemといったアメリカのラッパー、シンガーをフィーチャーし、ロサンゼルスで制作を行った2021年のセカンドアルバム『vanitas』では、広い視野の下、普遍的なキャッチーさと(sic)boyらしい感情表現を探求。その表現領域は拡大を続けている。「リリック、歌詞の世界観については人一倍こだわりがあります。『vanitas』のレコーディングでLAに行った時、言葉が伝わらない中でも日本語でリリックを書くことに一切手を抜かなかった。サウンドはもちろん、格好良いこと、良いことを歌っている音楽が好き。自分が理想とする歌詞に近づけたらいいな」

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