最新リリース

- 2023年10月16日
- 1曲
- busy - EP · 2024年
- Same Thing - EP · 2019年
- The Beam · 2018年
- Pushin' · 2016年
- The Sofakingdom - EP · 2020年
- MODERN TIMES · 2017年
- 加山雄三の新世界 · 2017年
- Somewhere · 2016年
- ODDTAXI - Single · 2021年
- MODERN TIMES · 2017年
必聴アルバム
- MCバトルやPSGとしての活動などで2000年代後半から徐々に話題になり、2010年代半ばには般若やRHYMESTERへのトラック提供、加山雄三や宇多田ヒカルのリミックス、テレビ番組やテレビCMの楽曲制作、アメコミの翻訳監修を手掛けるなど、多方面から注目を集める存在になったラッパー/プロデューサーのPUNPEEが2017年に完成させたファーストソロアルバム。40年後に自ら回想するという形式のコンセプチュアルな作品で、耳馴染みの良いサウンドとスムースなラップによるジェットコースターのような展開で、一気に聴き通してしまうような巧みな構成力が光る一方で、フレッシュなアイデアやマニアが思わずニヤリとする小ネタが高密度で詰め込まれており、聴くたびに新たな発見がある。発想や手法は紛うことなきヒップホップ/ラップアルバムでありながらその枠には収まらない魅力も持ち、高止まりしていた期待値を軽々と超えてみせた2017年のシーンを代表する一枚。
アルバム
ミュージックビデオ
- 2023年
- 2020年
アーティストプレイリスト
- 既存の枠にとらわれない自由なスタイルで活躍する、多才なヒップホップスター。
- ヒップホップシーン屈指の奇才による、マニアックでキャッチーな音の世界。
- 2022年
参加作品
- Original Love
PUNPEEについて
オーセンティックなヒップホップを継承し、フリーフォームにアップデートしている唯一無二のラッパー/トラックメイカー。PUNPEEはフレッシュなアイデアとハードコアなマナー、キャッチーさとナードな側面を奇跡的なバランスで併せ持つ。2006年に「ULTIMATE MC BATTLE」東京大会、2009年にサンプラーバトルで優勝を果たすなど、ラッパー、ビートメイカー両面のスキルとセンスを磨いてきた。実弟の5lack、GAPPERとのユニット、PSGとして2009年にアルバム『David』を発表し、ヒップホップシーンにとどまらない幅広い層から注目を集める存在となった。ラッパーとしては、洋邦のヒップホップクラシック、アメリカンコミックや映画などからのマニアックな引用をふんだんにちりばめて、ストーリーや独自の世界観をみずみずしく描き出す。一方、トラックメイカー、プロデューサーとしても、主流のヒップホップから自由奔放なアイデアをまとめ上げた遊び心あふれるトラックまで、DJの経験に培われた構成力によってポップに具現化。新たなヒップホップクラシックとなったSTUTS「夜を使いはたして feat. PUNPEE」をはじめ、宇多田ヒカル「光 (Ray Of Hope MIX)」や曽我部恵一「サマー・シンフォニー Ver.2 (feat. PSG)」、加山雄三「お嫁においで2015 feat. PUNPEE」、星野源「さらしもの (feat. PUNPEE)」といった幅広いジャンルの客演曲やリミックスによって、日本の音楽シーンにおけるPUNPEEの存在感は飛躍的に高まった。2017年にはソロとして初のアルバム『MODERN TIMES』をリリース。未来を舞台に、年老いたPUNPEEによる昔語りから現代を振り返るというSF映画的なコンセプトのもと、これまでのキャリアを総括するように、サウンド、リリック共に、膨大なアイデアを注ぎ込んだ。そして2020年のEP『The Sofakingdom』では、「夢追人」でKREVAと初共演。両者ともにラッパー/DJ/トラックメイカーとして、日本のヒップホップシーンにおける傑出したオールラウンダーであり、世代を超えたコラボレーションとなった。固定概念にとらわれない自由な発想から、ラップとトラックメイクの両面で高い精度と鮮度で具現化する才能にこそ、PUNPEEのオリジナルな作品世界の秘密がある。
- ジャンル
- ヒップホップ/ラップ