最新リリース

- 2024年11月15日
- 13曲
必聴アルバム
- 1995年の「To Bring You My Love」に並ぶ通算5枚目の傑作アルバム。Nick Cave & The Bad SeedsのMick HarveyとRob Ellisを共同プロデューサーに迎えて制作に臨んだ。夜の喧騒が似合う都会的な意欲作でヒットを記録。映画撮影のため9か月間に渡り滞在したニューヨークへの愛を、"Big Exit"や"Good Fortune"、"You Said Something"といった曲に忍ばせた彼女。サングラスをかけ夜の通りから視線を送るジャケット写真からも、洗練されスタイリッシュになった姿が伝わってくるだろう。レディオヘッドのトム・ヨークがファルセットで"This Mess We’re In"をデュエットするほか、"One Line"と"Beautiful Feeling"に客演したことも話題をふりまいた。
- Floodとジョン・パリッシュの2人を共同プロデューサーに迎えて制作された1995年のアルバム。90年代のトム・ウェイツ作品で知られるギター奏者のJoe Goreや、ニック・ケイヴの右腕として名をはせるMick Harveyがプレイヤーとして参加したことで、その両者にも通じるゴシックアメリカーナ風の要素をサウンドに盛り込んだ。オープニングを飾る"To Bring You My Love"や"Meet Ze Monsta"の楽曲に、多大な影響を受けたCaptain Beefheartの歌詞やインスピレーションを重ね、シアトリカルな作家性が芽生えた最初の作品として彼女の名を広く知らしめることに成功。前2作のトレードマークとなっていた荒削りなパンクブルースを、不穏な美しさが浮かぶスケールアップしたアンサンブルの中に滲ませた傑作となった。
- ファーストアルバム「Dry」の翌年にリリースされたセカンド。その衝撃的なデビューを支えたドラムのRob EllisとベースのSteve Vaughanとの黄金のパンクトリオ編成で制作された最後のアルバムで、録音にSTEVE ALBINIを迎え、ロウでアグレッシブかつプリミティブな質感を獲得した。全編が異形のパンクブルースとでもいうような歪んだギターサウンドとワイルドなドラムサウンドが堪能できる。不穏なイントロダクションから一転、トップギアに入るタイトル曲や、不協和音たっぷりの風変わりなチャンバートラックの"Man-Size Sextet"、不安定なポルタメントのベースラインにバイオリンが絶妙のアクセントを付ける"Yuri-G"など、彼女の魅力が開花した金字塔的作品。
- 2024年
- 2023年
- 2022年
- 2016年
アーティストプレイリスト
- ロックシーン屈指の女性アイコンが提示した、グランジ/オルタナ。
- 従来の価値観を覆した女性ロッカーの原点となった楽曲でその軌跡をたどる。
- 孤高にして至高のカリスマが切り開いた、フィメールロックのスリリングな世界。
ライブアルバム
- 2011年
ベストアルバム、その他
PJハーヴェイについて
- 出身地
- Dorset, England
- 生年月日
- 1969年10月9日
- ジャンル
- オルタナティブ