MONOEYES

the HIATUSとして活動していた細美武士（Vo/G）が、当初はソロ作品を制作するためにScott Murphy（B/Cho）、戸高賢史（G）、一瀬正和（Dr）に協力を要請。2015年春にバンドとして活動することがアナウンスされ、デビュー作『My Instant Song E.P.』とアルバム『A Mirage In the Sun』を続けざまにリリースすると、同年のうちに2度の全国ライブツアーを駆け抜けた。猛烈な勢いの活動と、シンガロングを誘発するキャッチーなパンク／エモの作風が、リスナーの熱い支持を集めることになる。メンバーそれぞれの別働プロジェクトと並行しながら、その後も精力的にリリースとライブを繰り広げ、『Get Up E.P.』以降はScottが作詞作曲やリードボーカルを務める楽曲も増えていく。2作目のアルバム『Dim The Lights』（2017年）や3作目『Between the Black and Gray』（2020年）とキャリアを重ねるにつれ、キャッチーなメロディはそのままに、大人びた哀愁や重厚なエモーションを伝えるサウンド表現が練り上げられていった。