楽曲の世界観を表現する説得力を備えたパワフルな歌声を持つボーカリスト、May’n。彼女は2005年、弱冠15歳にしてメジャーデビューを果たすと、2008年にはアニメ『マクロスF』のキャラクターであるシェリル・ノームの歌担当として彗星（すいせい）のごとくアニソンシーンに登場した。以降May’nとしても「Scarlet Ballet」「graphite/diamond」などアニメソングを歌い続けている。彼女の魅力はやはり、圧倒的なパワーのある歌声。ロックやアップテンポな楽曲では力強さで胸を震わせ、バラードでは繊細な表現をまとわせて楽曲の世界へと没入させてくれる。楽曲のポテンシャルを十二分に引き出しリスナーに届け続ける、類まれなるシンガーの一人だ。