1960～1970年代のブルース／サイケデリックロックやフォークロック、ウエストコーストサウンドなどから多大な影響を受けながらも、それを21世紀の優れた日本のポップミュージックへと昇華させてきた、KUMIとNAOKIによるデュオ。2000年のデビューシングル曲「LADY MADONNA~憂鬱なるスパイダー~」ですぐさまラジオのエアプレイなどを中心にセンセーションを巻き起こし、翌年初頭のアルバム『THE GREATEST HITS』は200万以上のセールスをたたき出した。その後も作品のセルフプロデュースやプライベートスタジオの構築といった堅実な活動を通して、リリースやライブを行っていく。華やかで重層的なバンドサウンドから、2人きりの肩肘張らない弾き語りスタイルまで、その都度自由に形態を変える。海外でのライブや他アーティストへの楽曲提供など活躍の場を広げつつ、デビュー20周年を経た2021年には晴れてアニバーサリーツアーを繰り広げた。