KESHA

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KESHAについて

2000年代の後半、ソーシャルメディアは、社会不適合者やアウトサイダーがオンライン上で自分たちの居場所を開拓し、ありのままの姿をさらけ出して大勢のフォロワーを引きつける術を与えた。そうした時世を誰よりも具現化したのが、1987年生まれのKESHA(本名Kesha Rose Sebert)だった。小生意気で、好戦的で、鼻ピアスをしたこのアンチディーバは、フロー・ライダーの2009年にヒットしたシンセサウンド「Right Round」での強烈なカメオ出演でトップ40に登場し、その後も我が物顔でチャートに君臨した。EDMを盛り込んだ“マキシマリズム”がポップシーンを再編成していた当時、KESHAは「TiK ToK」(2009年)、「We R Who We R」(2010年)といったインパクトのあるダンスソングで、クラブキッズからヒップホップファン、インディーズシーンのリスナーまで、全員を一同に魅了した。またKESHAはまれにみる、ジャンルにこだわらないポップスターでもあり、「2012(You Must Be Upgraded)」(2012年)でザ・ストゥージスのトリビュートソングをフレーミング・リップスとレコーディングしたかと思えば、2013年にはダンスラップの大スター、ピットブルと組んできらびやかな「Timber」をスマッシュヒットさせた。だが反面、KESHAの私生活は決して華やかではなかった。摂食障害との闘いや元プロデューサーのDr.ルークとの長い裁判沙汰で、キャリアは一時ストップした。そして2017年に『Rainbow』でシーンに返り咲く頃には、彼女は当時勢いづいていた#MeToo運動の代表格として迎えられた。そのアルバムでは、女性の地位向上と解放というスピリットを、ミュージシャンでもある母親のピービー(アルバムにもゲスト参加)から影響を受けたカントリー、ソウル、クラシックロックを前面に押し出した反逆的なサウンドに浸透させた。さらに2020年の『High Road』では活動初期のセクシュアルなイメージを再び獲得しつつ、ポップシーンにおいて最も予測不可能な識者としての評判を改めてアピールした。ニューオリンズ・バウンスの代表的存在ビッグ・フリーディアとのデュエットや、Grimesとのコラボレーション、そしてBrian WilsonやSturgill Simpsonとのハーモニーを、彼女は一つのアルバムの中で見事にやってのけた。「過去の出来事に残りの人生を左右されたくない」と、KESHAはApple Musicに語る。「私がこの作品で言ってるのは、『嫌だ、型にはめられてたまるもんか』ってこと」

出身地
Los Angeles, CA, United States
生年月日
1987年3月1日

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ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ