JAM Projectは、アニメソングを歌うことを活動の柱として2000年に結成された音楽ユニット。2000年代中盤以降の新たなアニソンムーブメントの前から、確固たる歌唱力をもって“アニメソング”というジャンルを守ってきたレジェンド的な存在であり、今なおアニソン界の先頭を走り続ける紛れもないトップランナーである。彼らの音楽的な特色は、ハードロックやヘヴィメタルを基調とした熱いサウンド。巧みなコーラスワークを楽曲の至る所に織り交ぜながら、熱気と迫力のある歌声で表現していく。アニソン界のみならず日本の音楽業界指折りのテクニックとパワーを誇るボーカルユニットだ。・『マジンガーZ』などのアニメソングで知られるアニソンシンガー水木一郎が、アニメのオープニング／エンディングテーマに物語の内容と全く関係のない知名度優先のタイアップソングがあてられることが非常に多かった状況に危機感を覚え「21世紀へ古き良き“アニソン魂”を残したい」と呼びかけ、結成。・2002年8月にはその水木が“非常勤宣言”を行いレギュラーメンバーから退くなどメンバーの加入、脱退を経て、2008年にはレギュラーメンバーが影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹の5人となる。・『ワンパンマン』や『ゲッターロボ アーク』などさまざまなアニメの主題歌を担当するほか、『スーパーロボット大戦』シリーズをはじめとするゲームから『牙狼〈GARO〉』シリーズなどの特撮ドラマまで、アニメに隣接するジャンルの主題歌も数々発表している。・2021年には結成20周年を記念したドキュメンタリー映画も公開され、それを受けてのツアーも開催した。