フロリダ・ジョージア・ライン

他ジャンルとクロスオーバーする幅広い音楽性で、2010年代以降のカントリーミュージックをけん引するデュオ。2010年にTyler HubbardとBrian Kelleyの2人のシンガーソングライターによって、米ジョージア州ナッシュビルで結成。ファーストアルバム『Here’s To the Good Times…This is How We Roll』のオープニング曲「Cruise」が全米レコード協会 (RIAA) からダイアモンド認定される大ヒットを記録して鮮烈なデビューを飾った。ヒップホップやハードロックの要素も備えた、いわゆる“ブロ・カントリー（Bro-country）”の象徴として躍進し、2019年にリリースした通算4作目となるアルバム『Can’t Say I Ain’t Country』でも、コンテンポラリーR&Bのテイストも取り入れた「Talk You Out of It」を収録するなど、モダンカントリーの受け皿をグッと大きくすることに成功している。