EXILEは、エンターテインメントの可能性を拡大する。2001年、ボビー・ブラウンによって命名されたダンスチームに2名のボーカリストが加わり、EXILEが始動。ストイックといえるほどハイクオリティなダンスパフォーマンスを追求するスタイルが異彩を放った。グループは1980年代後半にアメリカで生まれたニュージャックスウィングをルーツとし、スウィンギーなリズムとメロウな旋律でJ-Popシーンを席巻。2003年にはリーダーのHIROがかつて在籍したグループ、ZOOのヒット曲「Choo Choo TRAIN」をカバーし、この曲で同年末の『第54回紅白歌合戦』に初出場した。メンバーチェンジや増員がたびたび行われ、新メンバーを募るオーディションもEXILEの仕掛けるエンターテインメントの一貫としてファンを魅了。新体制を組むたびにドラマチックな変化がもたらされ、グループの団結力はさらに強まった。ライブの観客動員数は国内トップレベルを誇り、2008年には初のドームツアーを開催。EXILEはJ-Popシーンを代表するグループへと駆け上った。さらにEXILEを軸として、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE やGENERATIONS fromEXILE TRIBEら、さまざまな派生グループが登場。彼らはそれぞれの個性を誇りながら、最上のエンターテイメントを追い求める仲間として、EXILE TRIBEの名の下に団結。音楽のみならず、映像や出版、ファッション、教育に至るまで多方面で活動の場を広げていく。その中核となるEXILEは、圧倒的な王者としてシーンの急先鋒に立ち続けている。