Awich

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Awichについて

神話的な魅力と複雑な歴史的背景を併せ持つ沖縄。この島で生まれ育ったラッパー/シンガーが、Awichだ。早くからヒップホップのパワーに魅せられた彼女は、高校卒業後にアメリカへと渡る。現地で出会った夫との間に第一子を設けるも、最愛の人は銃弾に倒れ、その生涯を終えてしまう。Awichが抱える悲劇のストーリーは、愛情あふれるレクイエム「Ashes」で語られている。しかし、大きな悲しみを抱えたAwichはそのパワーをすべてマイクにぶつけるかのように、自身の歌声と歌詞を巧みに使い、恐れずに自己表現を突き詰めていく。2017年に発表されたアルバム『8』は、日本語と英語、そして沖縄の言葉が混じり合い、まさに“解放”というフレーズがふさわしい作品である。YOUNG JUJUを迎えた夏らしいアンセム「Remember」や、ANARCHYとともに“お前だれ?”とハードなパンチラインを放つ「WHORU?」、タブゾンビのトランペットが光るガラージ風の「Detox」など、Awichの手腕が鮮やかに発揮され、リリースとともに彼女の名前は稲妻のごとくシーンに広まっていった。続くアルバム『孔雀』でも、ゲストに鎮座DOPENESSとDOGMAが参加した、彼女らしいワードセンスが光る「洗脳」や、NENEを迎えた刺激的なガールズアンセム「Poison」、アンニュイな歌声が響く「First Light」など、自身の世界観をさらに具体化して、それぞれの楽曲を構築してみせた。“まさか女が来るとは、君臨するとは”と、メジャーデビューを果たしたEP『Partition』に収録された「Shook Shook」で、Awichは自らが腰掛ける王座を逆説的に、そしてこれ以上ないほど大胆にラップする。彼女のリリックからは、女性の強さやはかなさ、そして自然の摂理から宇宙の神秘まで、多種多様なエッセンスがにじみ出る。黒髪を振り乱してラップしたかと思えば、思い切り官能的な雰囲気をまとって一気に湿度を上げていく。AIの「Not So Different (Remix)」では、Awichのバックグラウンドを想起させる鋭いラップを聴かせると同時に、母としての包容力も表現してみせた。ドラマチックなコラボレーション作品にも次々と挑戦していくAwichは、自らの言葉を武器に、これからも己の世界をさらに拡張していく。

出身地
Okinawa
生年月日
1986年
ジャンル
ヒップホップ/ラップ

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アフリカ、中東、インド

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ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ