AKASAKI

あらゆる可能性を楽しめるZ世代らしい感性を持つシンガーソングライター、AKASAKI。2006年生まれの彼は、父親のギターを手にしたことをきっかけに16歳で音楽制作を始めた。初めて作った楽曲は、どこか物悲しさを帯びたレトロポップなダンスナンバー「今夜は君と」。この曲の弾き語りを17歳の時に動画投稿サイトに公開したことから、彼の音楽人生は動き出した。 当時高校生だったAKASAKIは、両親と高校時代のうちに結果を出せたら音楽の道に進んでもいいという約束を交わしていた。そしてその約束は、2024年にリリースした「Bunny Girl」のバイラルヒットで果たされる。同年に初のアルバム『AKASAKI - 2024』を発表。このアルバムには、シティポップの香りが漂うサマーソング「波まかせ」や、ノスタルジーとシニカルな感覚が交差する「弾きこもり」など、バラエティ豊かな曲がそろっている。そこには、SNSで次々と生まれる新しいコンテンツの波に柔軟に乗りながら、軽やかに興味を広げていくZ世代ならではの感性が息づく。2025年春、高校卒業を迎えたAKASAKIは初のワンマンライブを開催、そのステージを制服姿の同世代たちが見守った。新しい時代の息吹の中で、これからもAKASAKIの音楽が響き渡っていく。