デュラン・デュラン

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デュラン・デュランについて

デュラン・デュランは数十年のキャリアにおいて、常にポップミュージックとロックを斬新な方向へ導いてきた。1970年代後半にイングランドのバーミンガムで、幼なじみのジョン・テイラーとニック・ローズによって結成。ドラマーのロジャー・テイラーの加入を経て、1980年にハードロックのファンを自認するギタリストのアンディ・テイラーと演劇的なボーカリストのサイモン・ル・ボンが加わった編成で、バンドはニューウェーブのスターになった。当初そのファッションとデビューシングル「Planet Earth」(1981年)から、UKのニューロマンティックのムーブメントの中でひとくくりにされていたデュラン・デュラン。しかし、1982年のアルバム『Rio』によって、サウンドのトレンドセッターとしての地位を確立する。同アルバムからヒットした「Hungry Like the Wolf」やタイトルトラック「Rio」では、新鮮なダンスフロアグルーヴと明るい歌詞を組み合わせ、デヴィッド・ボウイやロキシー・ミュージックからのインスピレーションと、ディスコスターであるシックのエネルギッシュなリズム、それにパンクの勢いも少々感じられた。その『Rio』のミュージックビデオがMTVの大きな支持を得て世界中に広まると、バンドにはメインストリームのポップスターという全く新しい世界が開けた。さらにナイル・ロジャースがエディットを手掛け、ファンキーなサウンドになった「The Reflex」(1984年)のリミックスと、ジェームス・ボンドのテーマ曲「A View to a Kill」(1985年)の2作のシングルがアメリカで1位を獲得し、ダイナミックなライブパフォーマンスでも名を広めた。バンドはメンバーチェンジを重ねながらも前進を続けた。中でもギタリストでミッシング・パーソンズの創設メンバーでもあるウォーレン・ククロロが15年間在籍したことは注目に値する。1993年のセルフタイトル作『Duran Duran』と同作収録のパワーバラード「Ordinary World」では、新たな世代のファンがデュラン・デュランを発見するに至った。バンドは数十年にわたって、ジャスティン・ティンバーレイク、ジャネール・モネイら現代のポップアイコンたちや、マーク・ロンソン、ジョルジオ・モロダーといった革新的なプロデューサーとコラボレーションする一方、2021年にリリースしたデヴィッド・ボウイ「Five Years」のカバーでは、オリジナルの哀愁を帯びた雰囲気をモダンな視点から捉え、自分たちのルーツを掘り下げてせた。

出身地
Birmingham, England
結成
1978年
ジャンル
ポップ
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アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ