hide

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hideについて

残した作品の数は決して多くない。しかし確実に、後発のミュージシャンたちに影響を与え続けている。hideは時代を越えるほどの、鮮烈で刺激的な音楽を生み出した。X JAPANのギタリストとして活動する一方、1993年にhideの名義でソロ活動をスタート。その音楽世界はナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソンといったダークでアグレッシブな洋楽ロックを大胆に、そしてポップに爆発させるものだった。奔放な音作りを展開するhideは「TELL ME」や「MISERY」といった曲をヒットチャートに送り込みながらアリーナ規模のライブを敢行するなど、ソロでの活動をダイナミックに推し進めた。1996年には主宰レーベルのLEMONedを設立して若手のバンドをデビューさせたり、自身はソロでのバンドをhide with Spread Beaverへと進化させ、さらには別働バンドのzilchの活動も始める。この間にはX JAPANの解散もありながら「ROCKET DIVE」がヒットし、「ピンク スパイダー」「ever free」といったシングルがリリースを控えていたが、1998年初夏、hideの突然の死が報じられた。悲しみの中、制作途上だった3作目のアルバム『Ja,Zoo』はマニピュレーターのI.N.Aの手によって完成し、同年の秋に発表。その先行シングル「HURRY GO ROUND」は再会を願う、切ない歌だった。しかしそこから長い月日がたってもトリビュートアルバムが作られ続けたり、ドキュメンタリー映画が製作されたりと、hideの音楽と人となりは語り継がれている。その様子を彼はきっと天国で、笑顔で見つめていることだろう。

出身地
Yokosuka, Japan
生年月日
1964年12月13日
ジャンル
ロック

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