最新リリース
- 2024年4月1日
- 1曲
必聴アルバム
- 2001年にリリースされた通算8枚目のアルバム。なんといってもダブルミリオンヒットとなった"桜坂"を収録していることで名高いアルバムだが、はじめて井上鑑がアレンジに携わったボブ・ディランへのオマージュ、"Carnival"はじめ、国内を代表するセッションミュージシャン/アレンジャーが多数参加した盤石の演奏が楽しめる。カントリー/ケイジャン風の味付けをした"Escape"やゴージャスなホーンセクションを配したロカビリーオーケストラ"Gang★"、さらに"dogi-magi"から、名ドラマー、村上秀一率いるPONTA BOXとのセッションから生まれた"Blues"へと続くセクシーなシティブルース路線へ。そして最後はデビューのきっかけとなった泉谷しげるの名曲"春夏秋冬"のカバーで幕を閉じるという構成からも、曲想はさまざまながら、てらいのないベーシックなロックミュージックへの愛情が端々からこぼれる彼らしい作品に仕上がっている。
- 2015年
アーティストプレイリスト
- ギターと共に、切ない愛や熱い男心を歌い続けてきたシンガーの軌跡を追う。
- 「僕自身の"音楽の原体験"をさかのぼるプレイリストをお楽しみください」福山 雅治
- 優しいメロディと甘い歌声。聴く人の心をじんわりとあたためる上質の恋歌。
- 経験とともに深みを増していく低音ボイス。進化を続ける歌の世界を深く知る。
- 2024年
- 2023年
- 2022年
- 2020年
- 2018年
ライブアルバム
もっと聴く
- 活動再開したMrs. GREEN APPLEを特集。福山 雅治の選曲コメントも。
福山 雅治について
「人生は“大喜利”」と、福山雅治はApple Musicに語る。「生活の中で感じる喜怒哀楽や、時代の変化、聖人君子にはなれない自分。そういったものをいかに面白がり、感動を生むエンターテインメントとして提供できるか。それがクリエイトするということだと思います」1969年、長崎に生まれた福山雅治。シンガーソングライターを目指したきっかけは、17歳で経験した父の闘病と他界だった。「自分にとって最もつらい時に傍らにあったのがギターであり、音楽だった」と彼は当時を振り返る。そして「思いや感情を音楽や歌詞で表現することによって、自分自身を少しでも救済すること、それが僕のソングライティングの動機でした」と語っている。高校卒業後に一度は就職したものの、夢を追って半ば衝動的に上京した。1990年にアーティストデビューし、その翌年、テレビドラマに出演したことで俳優として人気を得る。1992年に自身も出演したテレビドラマの挿入歌「Good night」がヒットし、シンガーソングライターとしても名を上げた。ラジオパーソナリティとしても活躍し、気さくなトークで多面的な魅力を発揮した。思春期にボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの影響を受けた彼は、デビュー時から骨太なロックンロールを志向していた。また、「桜坂」(2000年)など叙情的なラブソングも定評があり、なかでも女性目線で描く恋の歌は人気が高く、女性アーティストへの楽曲提供も行った。福山雅治は時代を象徴するヒットソングを放ちながら、着実に表現者としての幅を広げていった。2010年代になると、その歌は彼の人生観を映し出す奥深いものとなる。恋の先に続く愛を歌う「家族になろうよ」(2011年)、故郷長崎にある“被爆クスノキ”をテーマにした「クスノキ」(2014年のアルバム『HUMAN』に収録)など、愛や人生、命をテーマにした重厚な作品が増えていく。キャリアを重ねるにつれ、ふるさとや家族といった自らのルーツに立ち返る作品も増えていった。2020年のアルバム『AKIRA』は、17歳の時に亡くなった父親の名前をタイトルに掲げた。本作を彼は「51歳の僕が、長崎で苦しんでいた17歳の僕を迎えに行く旅」であると評した。福山雅治はマルチな才能を持つスターとして長年にわたり第一線を走り続けてきたが、全てが順調だったわけではない。父の死の悲しみに暮れた思春期から、さまざまな逆境が彼の前に立ちふさがり、そのたびに強い心をもって立ち向かってきた。その反骨心こそが、ロックアーティスト福山雅治の魅力。だからこそ彼は「人生は“大喜利”」と言えるのだ。「人生には切実なものからささいなものまで、さまざまなテーマが転がっていると思うんです。そしてその全てが、エンターテインメントという仕事をやっていく上で題材になる。それらを音楽や芝居に変換するときに、いかに知恵を使えるか、汗をかけるか。それが僕のやるべきことだと思っています」
- 出身地
- Nagasaki, Japan
- 生年月日
- 1969年2月6日
- ジャンル
- J-Pop