最新リリース

- 2026年5月6日
- 12曲
アーティストプレイリスト
ライブアルバム
吉幾三について
演歌歌手として知られる吉幾三は、歌謡界屈指の異才であり、また非常にユニークな側面を持つシンガーソングライターでもある。彼の作品では、例えば大ヒットした「雪國」(1986年)や「酒よ」(1988年)などの正統派演歌が有名だろう。歌手として見ても、ハスキーでありながら野太さも持つその歌声は実に魅力的で、ファンは数多い。その一方で1973年にデビューした当初はなんとアイドル歌手として活動したり、そこから現在のユーモラスな芸名に改名してからのフォーク路線で「俺はぜったい! プレスリー」(1977年)のヒットを飛ばしたりと、紆余(うよ)曲折がある人物なのだ。そして1984年には自らが作詞作曲した「俺ら東京さ行ぐだ」が大ヒットを記録。コミックソングでありながら日本語でのラップの元祖とも評価されるリズミカルなこの曲は別ジャンルの音楽ファンからも末永く親しまれ、2000年代にはまったく別の曲とミックスした映像が動画サイトに投稿される“IKZOブーム”が起こったほど。ただ、吉自身はまっとうに歌手活動を続けており、「TSUGARU」(2019年)など青森県や津軽地方といった故郷がテーマの歌では地元愛も表現し、またわが子について歌った「娘に」(1994年)のような人情味がにじみ出る楽曲も数多い。ポップス路線の「Dream」(2002年)などはCMソングとして聴いたことがある人も多いだろう。タレントとしてトークでも人を笑わせる彼はまさに多芸多才であり、さらにいえば異才。ここまで飛び抜けた演歌歌手は他にいない。
- 出身地
- JP
- 生年月日
- 1952年11月11日
- ジャンル
- 演歌