- 世界中の誰よりきっと - EP · 1992年
- ただ泣きたくなるの - Single · 1994年
- You're My Only Shinin' Star · 1988年
- 遠い街のどこかで… · 1991年
- WAKU WAKUさせて · 1986年
- JINGI・愛してもらいます - EP · 1986年
- CATCH ME · 1987年
- 「C」 · 1985年
- 50/50(フィフティー・フィフティー) - EP · 1987年
- BE-BOP-HIGHSCHOOL - EP · 1985年
- 幸せになるために - EP · 1993年
- ツイてるねノッてるね - EP · 1986年
- Witches - EP · 1988年
- 1997年
アーティストプレイリスト
- ダンスポップから、美しいバラードまで。ヒットソングでつづる彼女の歌の世界。
- ライブでおなじみの歌や自身が愛するカバー曲を通して、シンガーの魅力を味わう。
- 2015年
ベストアルバム、その他
- 2020年
- 2006年
- 1995年
- 1990年
- 1987年
中山美穂について
天真らんまんさとミステリアスな魅力が同居する俳優/シンガー、中山美穂。1970年生まれ、東京出身。1985年の俳優デビューにより誰もが知る存在となり、同年発表のシングル「『C』」でアイドル歌手としても注目を浴びた。以降、主演ドラマと自身が歌う主題歌が立て続けにヒットし、トップアイドルとしての地位を確立。中でも「WAKU WAKUさせて」(1986年)など、松本隆と筒美京平の黄金タッグによるダンサブルな楽曲が時代を華やかに彩った。当初俳優としてはティーンのかわいらしさを押し出した役柄が多かったが、歌番組で見せるはにかむようなしとやかな笑顔は繊細で、どこか謎めいた存在感を放っていた。その大人びた魅力は角松敏生や杏里、CINDYが作家として参加したAORナンバーでさらに豊かに花開いていく。角松敏生が作詞作曲を手掛けた「You're My Only Shinin' Star」(1986年)は、少女から大人の女性へと変わっていく瞬間の輝きを映し出す名バラードとしてファンの間で高い人気を誇る。 1990年代に入ると自身で作詞を手掛けるなど、アーティストとしてクリエイティブな活動にも取り組んだ。WANDSとのコラボレーション曲「世界中の誰よりきっと」(1992年)や、「ただ泣きたくなるの」(1994年)がミリオンヒットを記録。俳優としても魅力を増しながら主演ドラマを次々とヒットさせ、国民的な存在であり続けた。2003年にフランスに居を移してからは活動を一時休止し、そこで過ごした穏やかな日々はトップアイドルとして走り続けた彼女にナチュラルな魅力を加える。そして2010年代より活動を再開すると、俳優として深みのある表現力を見せた。 一方で、シンガーとしての復帰を望む声も多く寄せられ、2019年3月には浜崎貴司(FLYING KIDS)からの誘いを受けて彼のライブにゲスト出演。長年の親交を通じて、彼女の音楽に対する情熱を知っていた浜崎の計らいだったが、それをきっかけにアルバム制作の話が進み、同年12月に約20年ぶりとなるアルバム『Neuf Neuf』をリリースした。高田漣、柴田隆浩(忘れらんねえよ)らが参加した本作では、自身は「時計草」で作詞を手掛け、人生経験を重ねた一人の女性としての心情をストレートに表現している。また、2023年には世界的なシティポップブームの火付け役であるNight Tempoのアルバム『Neo Standard』にゲスト参加し、その歌声でダンスフロアを熱くさせた。 アイドルとして音楽の道を歩み始めた中山美穂は、キャリアを重ねるにつれ揺るぎない意思を抱くようになり、サウンドスタイルにその時々のスタンスを反映させた。趣深く奥ゆかしい輝きに満ちた歌の数々は、これからも人々を魅了し続けるだろう。
- 出身地
- Japan
- 生年月日
- 1970年3月1日
- ジャンル
- 歌謡曲