アニメ作品発のユニットとして誕生したワルキューレは、充実の作家陣が提供する楽曲と共に高いパフォーマンス力を発揮し、アーティストとしての評価を高めている。2016年に放送され人気を博したテレビアニメ『マクロスΔ』に5人組の戦術音楽ユニットとして登場し、メンバーのうちJUNNA以外の4人は、アニメキャラクターの声優も務めている。当初はアニメ本編の展開に沿うように、約8千人の中から新メンバー役を勝ち取った鈴木みのりや、放送当時弱冠15歳だったJUNNAが中心となって『マクロスΔ』のオープニングテーマなどを歌唱していた。その後、作品を重ねるごとに五者五様の個性のハーモニーを武器にした複雑なコーラスワークに挑むようになると、2016年から開催を始めたワンマンライブなどで実際にパフォーマンスを披露し、次第に5人横一線に並び立つユニットへと形を変え、各メンバーをフィーチャーした楽曲も誕生するに至った。ライブにおいてはダンスのパフォーマンスでも魅了し、オーディエンスを沸かせる。2016年にリリースしたファーストアルバム『Walküre Attack!』はデイリーチャート1位を獲得し、2017年には『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017』への出演も果たすなど、アニメの枠を超えた分野でも評価され受け入れられる存在に。誕生のきっかけや存在の柱となるものはあくまで『マクロスΔ』であり続けているものの、高いパフォーマンス能力を持つライブアーティストとして、ワルキューレの成長はまだまだ止まらない。