メーガン・トレイナー
メーガン・トレイナー

メーガン・トレイナー

メーガン・トレイナーについて

2014年にデビューシングルを発表する以前から、メーガン・トレイナーは成功の兆しを見せていた。マサチューセッツ州ナンタケット出身の彼女は20歳にしてすでに、ナッシュビルのミュージック・ロウという、シンガー/ソングライターの卵たちにとっての聖域に足を踏み入れるという夢を叶えていたのだ。RASCAL FLATTSやハンター・ヘイズといったカントリー界のスターとの共同制作は、その後の彼女の活躍の前触れだったといえる。

2014年夏の初ソロシングル「All About That Bass」の、思わず腰を揺らしてしまうようなレトロでR&Bサウンドは、エイミー・ワインハウスや当時活動休止中だったアデルの抜けた穴を埋めるかのように、瞬く間にその年最も耳に残るポップソングとなった。この曲でトレイナーは瞬時に世代を超えるポップスターとなっただけでなく、“プラスサイズ”の体形を称える歌詞で、自分をありのままに受け止める“ボディポジティブ”の広告塔にもなった。当時エンターテインメント業界には彼女のようなロールモデルはごくわずかだった。そうした周りを鼓舞する気質ゆえ、自然な流れで『The Voice UK』をはじめとする数々のスター誕生番組の審査員に選ばれた 。

2015年のフルアルバム『Title』で、トレイナーはファーストシングルとファーストアルバムの両方でビルボードチャート1位を達成したポップ史上13人目の女性となったが、次のアルバム『Thank You』では、「Me Too」「NO」といったシングルでオールドスクールの美学を現代のダンスフロア向きにアップデートし、単にレトロが売りのアーティストではないことを証明した。

そして2020年発表の『TREAT MYSELF』でより現代的なクラブサウンドに没頭し、シンセサイザー満載の「No Excuses」やEDMの「Wave」にはアレサ・フランクリン級の貫禄を盛り込んだ。だが、彼女にとってのミューズがモータウンからニッキー・ミナージュ(ASMRテイストのR&B「Nice to Meet Ya」でトレイナーとデュエットしている)に移ってからも、自らを称える使命は依然として変わらない。「曲を書くときに出来るあらゆるメッセージは、すべて自分に向けたもの」と、彼女はApple Musicに語る。「自分の曲を聴きながら自分に言い聞かせ続けているの。『ベイビー、自分を愛しなさい』って」。メーガン・トレイナーの今も続く成功の根底には、こうした自己肯定をすべての人のための新たなアンセムとして転換させることのできる、クリエイティブな才能があるだろう。

  • 出身地
    Nantucket, MA
  • 生年月日
    1993年12月22日

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