メアリー・J. ブライジ

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メアリー・J. ブライジについて

メアリー・J. ブライジは、聴き手の痛みを表現し、さらに踊って忘れるためにダンスフロアへ連れ出してくれる希少なシンガーだ。1990年代にヒップホップソウルの女王と呼ばれたブライジは、多くの同世代アーティストと違い、タフで世慣れした雰囲気を醸し、ジェイ・Zやメソッド・マンをはじめとするラッパーと肩を並べ、近年ではケンドリック・ラマーとも共演した。

1971年にブロンクスで生まれたメアリー・ジェーン・ブライジ(Mary Jane Blige)は、子ども時代の大半をニューヨーク州ヨンカーズで過ごし、アレサ・フランクリン、チャカ・カーン、グラディス・ナイトらの偉大なシンガーを聴いて育った。しなやかで骨太で変幻自在な彼女の声には、厭世的な気配を上回るような力があり、1988年にUptown Recordsの重役の前でアニタ・ベイカーの「Caught Up in the Rapture」をレコーディングする機会が訪れると、すぐにレーベルの最年少(かつ初めての女性)アーティストとして契約を果たしたのだった。

Sean Combsと共に作り上げた1992年のデビューアルバム『What’s the 411?』からは、広く愛されたヒット曲「Real Love」が生み出され、R&Bとヒップホップの融合というテンプレートが出来上がった。ブライジの人生は自身のアートと表裏一体で、ファンは「Not Gon’ Cry」や「No More Drama」といった曲に強く共感しながら、薬物依存や結婚、離婚、セラピーを経験していく彼女を追いかけた。そうして誕生したのは、それまでポピュラーミュージックではほとんど扱われなかった女性の現実を歌い、常に強さを増していくアーティストだった。

『Mary』(1999年)ではよりクラシックなサウンドに移行したが、2001年の大ヒット曲「Family Affair」ではヒップホップに引き返し、以来彼女の音楽にはそうした豊かなテンションが保たれている。ハリウッドに進出(2017年の映画『Mudbound』でアカデミー賞®にノミネート)してからも、メアリー・J. ブライジはBeyoncéやアリアナ・グランデをはじめとする数え切れない後継者のために道を開いた模範的なR&Bディーバであり続けている。

出身地
Bronx, NY, United States of America
生年月日
1971年1月11日