最新リリース

- 2024年10月9日
- 12曲
- The Meters · 1969年
- The Meters · 1969年
- Struttin' · 1970年
- Look-Ka Py Py · 1969年
- The Very Best of The Meters · 1997年
- Rejuvenation · 1974年
- Struttin' · 1970年
- Rejuvenation · 1974年
- Look-Ka Py Py · 1969年
- Rejuvenation · 1974年
必聴アルバム
- セカンドラインファンクならではのノリ、グルーヴの魅力が詰まった通算5作目となるアルバム。Josie Records時代の荒削りでイナたいサウンドも最高だが、ヴォーカルパートを充実させたReprise Records期はファンクバンドとしての体制を整え、ホーンセクションやパーカッションを導入するなどより音楽的広がりを見せる。ファンクチューンはいずれも絶品。スライ&ザ・ファミリー・ストーンの影響がうかがえる冒頭の"People Say"を筆頭に、"Just Kissed My Baby"、"What 'cha Say"、"Jungle Man"といった重量級ファンクが並ぶ。これぞニューオーリンズファンクというご機嫌なナンバー"Hey Pockey A-way"は後にネヴィル・ブラザーズでも再演される名曲。"It Ain't No Use"で聴けるロックっぽさもこの時期の魅力だろう。
- ニューオーリンズ特有のセカンドラインをベースに、シンコペーションを効かせた独自のファンクスタイルを築き上げたミーターズは、ソウルやファンクのみならずロックやレゲエまで広範囲に影響を及ぼした重要グループ。最高のインストファンクが詰まったJosie Records時代の作品はどれも甲乙付けがたい内容だが、サンプリングネタがぎっしりと詰まったこのセカンドアルバムは、まさに傑作を冠するにふさわしい出来映え。Led Zeppelinのジョン・ボーナムが惚れ込んだドラマー、Zigaboo Modelisteのドラミングや、Allen Toussaintのレーベルでハウスバンドとして腕を磨いた彼らの粘っこいグルーヴと太いサウンドの吸引力は魔力めいた魅力があり、彼の地ならではのまさに"ガンボ"な感覚にあふれたサウンドを全編に渡って聴くことができる。
- 1977年
アーティストプレイリスト
- ミーターズのセカンドラインファンクで気分はニューオーリンズ。
ベストアルバム、その他
参加作品
- Farees, レオ・ノチェンテッリ & ミーターズ
- The Wild Tchoupitoulas
- Dr. John
ミーターズについて
シンコペーションを効かせた強力なグルーヴで、いわゆるセカンドラインファンクを生み出した、ニューオーリンズの至宝。アート・ネヴィルを中心に結成されたミーターズは、Allen Toussaintによるバックアップを受け、Dr. Johnとの共演なども通じて、ご機嫌な演奏を提供した。彼らが作り上げたサウンドは、以降のファンクミュージックやヒップホップをはじめ、多岐にわたるジャンルへ絶大な影響を与え続けている。代表作の一つ『Look-Ka Py Py』(1969年)の冒頭を飾るタイトルナンバーを聴いただけでも、その濃厚かつ芳醇な音楽のエッセンスは存分に伝わってくるだろう。
- 出身地
- New Orleans, LA, United States
- 結成
- 1965年
- ジャンル
- R&B/ソウル