アーティストプレイリスト
- イギリスの国民的バンドにして、世界中のフェスのヘッドライナーを務めるミューズは、2000年代以降のロックシーンにおいて最強とも言える3ピースバンド。2007年に開催されたウェンブリースタジアム公演では、2日間で計16万人を動員。端麗なクラシックから、U2 を彷彿とさせる壮大なロック、プリンス直系のファンク、一転して享楽的なダブステップまで、ありとあらゆるジャンルやスタイルを血肉化してきた彼ら。2015年にリリースされたアルバム「Drones」では、王道のギターロックを炸裂させ、改めてバンドの真価を提示した。
- ミューズの劇場型ともいうべきエネルギッシュかつド派手な楽曲とパフォーマンス。それらに大きな影響を与えているのは、何といってもクイーンだろう。そして耽美性からは、デペッシュ・モードやザ・キュアーといったバンドが見え隠れする。また2000年代後半以降はロックバンドの枠を超えたサウンドメイクも発揮しているが、そこには数々のエレクトロニックミュージックの影響が見て取れる。
- ミューズの持ち味である、感情を爆発させたかのごときエネルギッシュな演奏と楽曲は、多くの後進バンドにとってロールモデルの一つとなっている。その影響はBloc PartyやEnter Shikariなどイギリスのバンドにとどまらず、ミューズと同じくクイーンをロールモデルとするマイ・ケミカル・ロマンスはもちろん、フォール・アウト・ボーイやパニック!アット・ザ・ディスコなどアメリカのバンドにも及ぶ。
- 00年代イギリスを代表するバンドのダークサイドともいえる魅力がここに。
- うちで過ごすあなたへ。ミューズのMatt Bellamyが選曲したプレイリストを聴こう。