最新リリース
- 2024年10月4日
- 3曲
- Black Holes and Revelations · 2006年
- Absolution · 2003年
- The Resistance · 2009年
- Black Holes and Revelations · 2006年
- Absolution · 2003年
- Telos · 2024年
- Absolution · 2003年
- Drones · 2015年
- 1685 - Single · 2024年
- Origin of Symmetry · 2001年
必聴アルバム
- 2006年リリースのミューズの4作目のアルバム。フー・ファイターズなどの作品で知られるRich Costeyをプロデューサーに迎え、ヘヴィなギターサウンドのさらなる強化に務める一方で、ダンスビートを取り入れた先行シングルの"Supermassive Black Hole"や、スペイシーなサウンドスケープとプログレ展開を融合させた"Knights of Cydonia"など、エレクトロサウンドを大胆に導入した新機軸の一作となった。また、当時のイラク戦争をテーマに取り入れるなど、初めて政治的、時事的観点からメッセージ性の高い歌詞を生み出している。本作でのワールドツアーはバンド史上最大規模となり、スタジアムバンドとしてのポジションが確立された。
- 2003年
アルバム
アーティストプレイリスト
- 3ピースの限界を打ち破るハイパーなサウンドで、ロックを革新し続けるモンスターバンド
- その強烈な世界観とパフォーマンスの影響は、国境を軽々と越えた。
- 00年代イギリスを代表するバンドのダークサイドともいえる魅力がここに。
- 耽美かつエネルギッシュ、そしてモダンなバンドサウンドの正体を探る。
- うちで過ごすあなたへ。ミューズのMatt Bellamyが選曲したプレイリストを聴こう。
- 2024年
ベストアルバム、その他
ミューズについて
ミューズというバンドを理解するために、知ってほしいエピソードがある。2016年、自分たちがスーパーヒーローのように空中を飛ぶ姿を見せるために、磁石製のステージの設計に挑んだのだ。ステージは実現しなかったのだが、ミューズがいかに思い切った冒険に出るバンドであることがわかるだろう。イングランドのデボンで、1990年代中頃に結成されたこのスリーピースバンドは、1970年代のプログレッシブロックに対する現代の回答として、クイーンのようなアリーナロックにエレクトロニックミュージックやグラムロックをミックスした。さらにサウンド上には、ドローン戦争や政府の弾圧、“私たちは現実と呼ばれるプログラムの中に生きるコードの一行に過ぎない”といった考え方などにまつわるナラティブを重ねて、ロックに超大作のファンタジーのような驚きを取り戻した。クラシックの影響を受けた『Absolution』(2013年)、2015年のハードロックアルバム『Drones』、そして、エレクトロの輝きが詰まった2018年の『Simulation Theory』と彼らのアプローチは時と共に変化を重ねて進化したが、ビッグなものをさらにビッグに、というサウンドの核心が変わることはなかった。なにより、バンドは常にユーモアのセンスをキープし続けてきた。シンガーのMatt Bellamyは2015年、Apple Musicのインタビューで、ベーシストのChris Wolstenholmeがライブ中にステージ上の手の込んだ台から抜け出せなくなったことを明かし、その時のことを「“スパイナル・タップ”モーメント(まさにモキュメンタリー)」と称した。「僕たちの仕事には真剣味がある。そして、皮肉もあるんだ。僕らはその2つの間で常に揺れ動いていて、そのどちらとも少し違う何かを生み出している」
- 出身地
- Teignmouth, Devon, England
- 結成
- 1994年
- ジャンル
- オルタナティブ