最新リリース

- 2025年9月5日
- 4曲
ミュージックビデオ
アーティストプレイリスト
ベストアルバム、その他
参加作品
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団について
1893年にミュンヘンで創立されたミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団は、マーラーの『交響曲第4番』と『第8番』を作曲者自身の指揮で初演(1901年と1910年)し、マーラーの死後には声楽を伴う交響曲『大地の歌』をブルーノ・ワルターの指揮で初演(1911年)するなど、早くからこの大作曲家と深く関わりつつ、名声を高めていった。またFerdinand Löweが2度目の音楽監督を務めていた時代(1908~1914年)には、初期から得意としていたブルックナーの交響曲に、より大きな力を注いだ。 第2次世界大戦中には1895年から本拠地としていたトーンハレが破壊され、オーケストラの活動は中断を余儀なくされる。しかし彼らは、戦後の音楽監督たち、特にルドルフ・ケンペ(1967~1976年在任)とセルジュ・チェリビダッケ(1979~1996年在任)の下で力強く立ち直っていく。これら2人の音楽監督は、同楽団のトレードマークである温かみのある音色と深い洞察力を、数々のコンサートやレコーディングを行いながら育んでいったのだ。 2004年には、ズービン・メータに同オーケストラ史上初めて桂冠指揮者の称号を贈った。そして、2004年から2011年まで音楽監督を務めたクリスティアン・ティーレマン、2012年から2014年に病気で引退するまで首席指揮者を務めたロリン・マゼールの下でも、オーケストラは数々の注目すべき録音を残している。また、2015年から2022年まで音楽監督を務めたカリスマ的なロシア人指揮者、ワレリー・ゲルギエフとはブルックナーの交響曲全集を完成させた。さらに同楽団は、コンサートのライブ配信やラジオ、テレビでの放送を継続的に行い、彼らのレーベルMPHILからもライブ録音をリリースしている。
- 出身地
- Munich, Germany
- 結成
- 1893年
- ジャンル
- クラシック