- The Black Parade · 2006年
- Three Cheers for Sweet Revenge · 2004年
- The Black Parade · 2006年
- Danger Days: The True Lives of the Fabulous Killjoys (Deluxe Version) · 2010年
- The Black Parade · 2006年
- The Black Parade · 2006年
- The Black Parade · 2006年
- Three Cheers for Sweet Revenge · 2004年
- The Black Parade · 2006年
- The Black Parade · 2006年
- The Black Parade · 2006年
- Three Cheers for Sweet Revenge · 2004年
- Three Cheers for Sweet Revenge · 2004年
必聴アルバム
- 大ヒットを記録した「Three Cheers for Sweet Revenge」に続いて2006年にリリースされた本作は、バンドの代表作にして大躍進を遂げた一作となった。バンド自身のオルターエゴ(別人格)として、The Black Paradeという架空のバンドを設定。ビートルズやクイーン、ピンク・フロイドらがリリースしたコンセプチュアルな作品群に多大な影響を受けたと自身が語る通り、エモやパンクの枠を超えた音楽的冒険や戯曲的な作品作りを展開し、21世紀のロックオペラともいうべき大作を完成させた。中でもクイーンの直接的影響が色濃い"Welcome to the Black Parade"はバンドを代表する楽曲となっている。
- 2004年にリリースされたマイ・ケミカル・ロマンスのセカンドアルバムで、同時にメジャーレーベルからのデビュー作にあたるコンセプトアルバム。バンドの初期を支えたドラマー、Matt Pelissierが参加した最後の作品で、バンドのトレードマークでもあるダークなエモ/スクリーモにハードロック/ヘヴィメタル譲りのギターワークを取り入れたユニークな音楽性は本作ですでに完成。彼らの世界観を形にした最初の金字塔ともいえる。クイーンを思わせるドラマティックなイントロの"You Know What They Do to Guys Like Us in Prison"やメロディアスなポップパンク"I’m Not Okay (I Promise)"などバラエティ豊かな楽曲を収録し、その後の音楽性の豊かさをこの時点で暗示させていた。全身全霊を込めたヴォーカルGERARD WAYのスクリーム、圧倒的な高揚感でエモを代表する一枚として名高い。
アルバム
- 2014年
- 2014年
アーティストプレイリスト
- 2000年代にロックオペラに挑み、語り継がれる名作を送り出した伝説的バンド。
- マイケミ流のゴシック・ポップパンクは、21世紀ロックのスタンダードとなった。
ライブアルバム
マイ・ケミカル・ロマンスについて
2000年代、マイ·ケミカル·ロマンスはゴス寄りのロックンロールとアメコミにインスパイアされたダークな物語を組み合わせ、エモのサードウェーブをリードするバンドになった。ニュージャージー州ニューアーク出身のボーカリスト、ジェラルド·ウェイが9·11同時多発テロを受けて始動させたバンドで、彼が書いた「Skylines and Turnstiles」はその悲劇に直接反応した曲となっている。地元でライブを重ねて経験を積み、2002年の初アルバム『I Brought You My Bullets, You Brought Me Your Love』でインターネット上でも忠実なファン層を築いていった。レイ·トロとフランク·アイエロの両ギタリスト、ウェイの弟でベーシストのマイキーをメンバーにそろえ、2004年のメジャーデビュー作『Three Cheers for Sweet Revenge』からのシングル「I’m Not Okay (I Promise)」と「Helena (So Long & Goodnight)」でメインストリームへと乗り出した。マルチプラチナ認定された2006年の『The Black Parade』は、クイーンやデヴィッド·ボウイの影響を受けたロックオペラ作品となり、野心的なコンセプチュアルアーティストとしての地位を固めた。続くワールドツアーでは、演劇的な効果を狙い、メンバーがマーチングバンドの黒いユニフォームを身に着け、ジェラルド·ウェイが病院のベッドに乗って登場するなど、ドラマチックなステージ演出を披露した。また、2010年の『Danger Days: The True Lives of the Fabulous Killjoys』はディストピア的なストーリーと、ブリットポップやニューウェーブ、エネルギッシュなグラムロックを取り入れたアルバムになった。2013年に解散を発表したが、2019年に再結成ライブを開催。彼らの音楽は若い世代の共感を呼び続けるという長年のファンの予感を確信に変えてみせた。
- 出身地
- Newark, NJ, United States
- 結成
- 2001年9月12日
- ジャンル
- オルタナティブ