マイ・ケミカル・ロマンス

必聴アルバム

アーティストプレイリスト

マイ・ケミカル・ロマンスについて

2000年代、マイ·ケミカル·ロマンスはゴス寄りのロックンロールとアメコミにインスパイアされたダークな物語を組み合わせ、エモのサードウェーブをリードするバンドになった。ニュージャージー州ニューアーク出身のボーカリスト、ジェラルド·ウェイが9·11同時多発テロを受けて始動させたバンドで、彼が書いた「Skylines and Turnstiles」はその悲劇に直接反応した曲となっている。地元でライブを重ねて経験を積み、2002年の初アルバム『I Brought You My Bullets, You Brought Me Your Love』でインターネット上でも忠実なファン層を築いていった。レイ·トロとフランク·アイエロの両ギタリスト、ウェイの弟でベーシストのマイキーをメンバーにそろえ、2004年のメジャーデビュー作『Three Cheers for Sweet Revenge』からのシングル「I’m Not Okay (I Promise)」と「Helena (So Long & Goodnight)」でメインストリームへと乗り出した。マルチプラチナ認定された2006年の『The Black Parade』は、クイーンやデヴィッド·ボウイの影響を受けたロックオペラ作品となり、野心的なコンセプチュアルアーティストとしての地位を固めた。続くワールドツアーでは、演劇的な効果を狙い、メンバーがマーチングバンドの黒いユニフォームを身に着け、ジェラルド·ウェイが病院のベッドに乗って登場するなど、ドラマチックなステージ演出を披露した。また、2010年の『Danger Days: The True Lives of the Fabulous Killjoys』はディストピア的なストーリーと、ブリットポップやニューウェーブ、エネルギッシュなグラムロックを取り入れたアルバムになった。2013年に解散を発表したが、2019年に再結成ライブを開催。彼らの音楽は若い世代の共感を呼び続けるという長年のファンの予感を確信に変えてみせた。

出身地
Newark, NJ, United States
結成
2001年9月12日
ジャンル
オルタナティブ
国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ