ブライト・アイズ

- First Day of My Life
- I'm Wide Awake, It's Morning · 2005
- Old Soul Song (For the New World Order)
- I'm Wide Awake, It's Morning · 2005
- We Are Nowhere and It's Now
- I'm Wide Awake, It's Morning · 2005
- Lua
- I'm Wide Awake, It's Morning · 2004
- White Christmas
- A Christmas Album · 2002
- Road to Joy
- I'm Wide Awake, It's Morning · 2005
- At the Bottom of Everything
- I'm Wide Awake, It's Morning · 2005

I'm Wide Awake, It's Morning (Remastered)
2005

2005年に「Digital Ash in a Digital Urn」と同時にリリースされたアルバムで、アコースティック仕立ての楽曲を中心とした一枚。ヒットシングル"Lua"、"First Day of My Life"を収録していることもあって商業的に大ブレイクを果たした。エミルー・ハリスがコーラスを寄り添わせる"We Are Nowhere and It’s Now"、マイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェームスがゲストヴォーカリストとして参加した"At the Bottom of Everything"など、そうそうたる客演陣を交えながら、ベートーヴェンの"歓喜の歌"の一節を引用した"Road to Joy"で幕を閉じる。ボブ・ディランやニール・ヤング、ブルース・スプリングスティーンといった大御所と比較されるコナー・オバーストの器の大きさにあらためて唸らされる傑作。
Fevers and Mirrors
2000

米人児童文学作家、Marjorie Weinman Sharmatの「Mitchell Is Moving」を少年が朗読する音声を用いたオープニング"A Spindle, a Darkness, a Fever, and a Necklace"から、まるで泣いているかのようなコナー・オバーストの歌声が全開。曲によってトイピアノやダルシマー、マンドリン、メロトロンなどの楽器を加えてトイポップ風の牧歌的なアレンジを持ち込みつつ、そこにオバーストのエモーショナルな歌声が乗ると不思議にシアトリカルなフィルターがかかるのも本作の醍醐味。定評あるアコースティックフォークから宅録曲"When the Curious Girl Realizes She Is Under Glass"、さらにはエモーショナルなパンク"The Calendar Hung Itself"まで、物語性の強いコンセプトアルバムとして楽しめる力作。