ピンク・レディー

アーティストプレイリスト

ピンク・レディーについて

1970年代後半、ピンク・レディーはお茶の間に一大旋風を巻き起こした。作詞家の阿久悠による奇想天外なアイデアは次々と曲に反映され、彼女たちの新曲がリリースされるたびに日本中が熱狂。派手な衣裳はそのたびに大きな話題となった。老いも若きもピンク・レディーが出演するテレビの歌番組を楽しみに見て、子どもたちは振付のまねをして、学生たちはそのレコードを買う。ルックスも声質もタイプの異なる2人は、この時代の人気者となった。

ミーとケイのコンビはテレビ番組『スター誕生!』の出演をきっかけにピンク・レディーとして1976年にデビュー。そこでリリースされた「ペッパー警部」はディスコ的なビートに動きのある振付、そして何といってもファンタジーの世界をポップに創造した楽曲があまりに斬新だった。彼女たちの快進撃はいきなり加速することとなり、翌1977年には「渚のシンドバッド」「ウォンテッド (指名手配)」「UFO」と次々に大ヒットを放っていく。こうしてミリオンヒットを連発するピンク・レディーは楽曲「モンスター」(1978年)そのものの怪物クラスの存在となり、その波は社会現象にまでなった。

気がつけば彼女たちはテレビの冠番組を持ち、多数のCMにも出演。関連商品も相次ぎ、2人のフィギュアはもちろん、おもちゃや文房具、食器、自転車など、子ども向けを中心に当時の日本の生活空間にまで及んだほどである。その驚異的な人気もやがて落ち着きを見せ、1981年3月には後楽園球場で解散コンサートを開催。お互いにソロ歌手として活動することとなったが、それ以降は何度か再結成を敢行してファンを喜ばせている。日本歌謡界史上に残るヒットソング群とピンク・レディー旋風は、当時を生きた人々の中にそれだけ強く刻まれている。

出身地
Japan