ニューアルバム
- 2024年10月4日
- 11曲
- Memories...Do Not Open · 2017年
- Viva La Vida or Death and All His Friends · 2008年
- Moon Music · 2024年
- Moon Music · 2024年
- Moon Music · 2024年
- Music of the Spheres · 2021年
- Moon Music · 2024年
- Ghost Stories · 2014年
- Moon Music · 2024年
- Moon Music · 2024年
必聴アルバム
- UKシーンにネオアコースティックのブームをもたらしたデビューアルバムから2年、彼らにとって早くも転機となったセカンド。フォーキーで素朴な響きが印象的だった前作のギターから一転、本作では思い切りのいいストロークを生かし、広大なライブ会場の隅々まで響き渡るギターワークへと進化し、そこから"Politik"のようなU2を彷彿させるエモーショナルなエピックチューンが生まれている。また、Chris Martinのピアノは前作以上に精緻を極め、"Clocks"のイントロはコールドプレイの数多の楽曲にあって最も有名なピアノリフの一つとなった。結果、前作を遥かに凌ぐ成功を収めた本作はアメリカでも大ブレイク、彼らが世界的バンドへと上り詰めるきっかけとなった。
- 世界的に大ヒットとなり、コールドプレイを一気にスターダムに押し上げた2000年リリースのデビューアルバム。レディオヘッドの「The Bends」からの影響を感じさせるリリカルなギターと、空中をゆったり漂うChris Martinのアトモスフェリックなヴォーカルが織りなす"Yellow"や、ミニマムな構成でピアノの凛とした美しい響きを際立たせた"Trouble"など、楽曲の過半のナンバーがスローテンポのバラッドであるのが特徴。彼らは本作によってブリットポップの終焉以降、停滞が続いていたUKギターミュージックに新風を吹き込む希望を託されたバンドとなった。後々の作品と比べても彼らのソングライティングの本質は既に十全に示されている。
アーティストプレイリスト
- 21世紀を代表するバンドの一つ。美しいサウンドに宿るロック魂に魅せられる。
- その壮大な音楽世界の魅力がさらに楽しめる、クリエイティブな映像作品の数々。
- おなじみのヒットソングを、よりドラマチックに、もっとエモーショナルに。
- UKを代表するロックバンドが奏でる、心に響くラブソング。
- 世界的ロックバンドによる、宇宙をテーマにした壮大なツアーのサウンドトラック。
ライブアルバム
- 2018年
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コールドプレイについて
コールドプレイのリードボーカル、クリス・マーティンはかつて、自分の人生史上最も大きなチャレンジは、レディオヘッドの後釜と、ブラッド・ピットの後釜に座ろうとしたことだとジョークを飛ばしたことがある。後者の件については、彼がピットの元婚約者のグウィネス・パルトローと結婚したという私的な話ではあるのだが、そんな彼の自分自身に対する評価は驚くほど的を射ている。コールドプレイは世界有数の人気バンドになっただけでなく、レディオヘッド、U2、ピンク・フロイド、そしてビートルズにまでそのルーツをさかのぼるメインストリームのアートロックバンドを代表する存在でもある。彼らは「Clocks」「Speed of Sound」「パラダイス」「A Sky Full of Stars」といった、満員の観客のアリーナにふさわしいアンセムの数々を生んできたが、細部にこだわった趣のある曲もあり、感情の流れを大事にしながらモダンロックの領域を押し広げてきた。1990年代半ばにロンドンで結成されたコールドプレイは、2000年の『Parachutes』でデビューを果たした。その後いくつもの変化を見せ、2008年の『Viva la Vida or Death and All His Friends』ではアートな実験を試み、2011年の『Mylo Xyloto』ではエレクトロを大胆に取り入れ、2019年の『Everyday Life』ではさまざまなスタイルを調和させてきた。しかしそれらを通して一貫しているのは、駆り立てるような高揚感や、壮大ながらも繊細なサウンドの核である。彼らの音楽がもたらすものは、混雑したバーであろうが、一人ぼっちの寝室であろうが、場所を問わずほとんど変わらない。結局のところ、コールドプレイの狙いは聴き手の心なのだ。
- 出身地
- London, England
- 結成
- 1998年
- ジャンル
- オルタナティブ