コブクロ

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コブクロについて

コブクロの原点はストリートにある。黒田俊介(Vo)と小渕健太郎(G/Vo)からなるデュオ、コブクロ。それぞれストリートミュージシャンとして活動していた2人は、1998年に大阪の路上で出会い、コブクロを結成する。黒田俊介の深みのある歌声と、小渕健太郎の柔らかな歌声。声質の異なる2人が織りなすハーモニーは唯一無二の魅力を放ち、路上ライブの観客は急速なペースで増えていった。ライブではカバーソングを中心に披露していたが、オリジナル曲も精力的に制作し、デビューが決まるまでに40曲を超える楽曲を生み出した。2001年にメジャーデビュー。すでに関西で高い知名度を誇っていた2人の人気が全国に広がるのに時間はかからなかった。同年発表したメジャー初のアルバム『Roadmade』はストリート時代を総括した内容で、タイトルにも2人のルーツがしっかりと記されていた。人々の人生に寄り添うコブクロのメッセージソングは、広く深く世間に浸透していく。永遠の愛を誓う結婚をテーマにした「永遠にともに」(2004年)、変わっていくものと変わらないものを対比させて心の機微をつづる「ここにしか咲かない花」(2005年)、目には見えない愛を深く描く「蕾(つぼみ)」(2007年)。2人の豊かなハーモニーは、日々を懸命に生きる人々の心を温かく支えた。そして多くの楽曲が、卒業式や結婚式など人生の節目を祝うときに歌われ、幅広い世代に親しまれた。「桜」(2005年)の歌詞が高校の国語の教科書に掲載されるなど、文学的にも高い評価を受けている。活動の軸となるライブツアーも積極的に行い、ライブでは音楽のみならず、2人の仲むつまじくユニークなトークもファンを魅了した。彼らが巡る会場はホール、さらにアリーナクラスへと規模を拡大していったが、ステージにおけるたたずまいは変わることがなかった。2人は観客席の人々と気さくに声を交わし、全身全霊で歌を届けた。路上時代から一貫して変わることのない姿がファンに支持され、さらなる人気につながっていく。結成20周年を目前にした2018年には、バックバンドを入れず2人だけでアリーナツアーを行い、原点に立ち返った。またこの年、マスタリング作業のために訪れていたイギリスで初の海外ストリートライブを敢行し、変わらぬストリート魂を見せた。2人の歌声とギター1本があれば、そこがコブクロのステージになる。そのシンプルな真実が、多くの人をひきつけている。

出身地
Osaka, Japan
結成
1998年9月
ジャンル
J-Pop
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アフリカ、中東、インド

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ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ