- ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌 · 1988年
- ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番 · 1999年
- ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌 · 1988年
- ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番 · 1999年
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第2番 · 2003年
- ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番 · 1999年
- ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌 · 1988年
- ラヴェル:ピアノ協奏曲、他 · 1998年
- ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番 · 1999年
- ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番 · 1999年
- Chopin: Piano Concertos Nos. 1 & 2 · 2002年
- ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌 · 1988年
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第2番 · 2003年
アーティストプレイリスト
- ポーランドが生んだ最高のピアニストの一人。あらゆる面で研ぎ澄まされた音楽で世界中の聴き手を魅了。
シングル&EP
クリスチャン・ツィメルマンについて
妥協することなく、より良い音を追求する姿勢と非の打ち所のない技術を持つクリスチャン・ツィメルマンは、演奏するすべての楽曲に並外れて優れた質感をもたらすことができるピアニストだ。1956年にポーランドのザブジェで生まれた彼は、1975年にワルシャワのショパン国際ピアノコンクールにおいて当時最年少の18歳で優勝。翌年にレコードデビューを飾ると、カラヤン、バーンスタイン、ジュリーニ、小澤征爾などの名指揮者たちと共演したアルバムを次々と発表し、高い評価を得た。近年では2020年のパンデミック下で、ソーシャルディスタンスを保ちながら、ラトル率いるロンドン交響楽団と共にベートーヴェンのすべてのピアノ協奏曲を録音して大きな注目を集めている。一方、ツィメルマンは幅広いレパートリーを持っているにもかかわらず、ソロピアノのための楽曲のレコーディングはごく限られたものとなっている。しかし、その中には1991年のリストの作品集や、1993年のドビュッシーの前奏曲集といった傑作アルバムが含まれており、また、2017年にはシューベルトによる最後の二つのピアノ・ソナタを収録したアルバムで、円熟のピアニズムを惜しみなく披露した。コンチェルトのレコーディングはコンスタントに行われており、2000年には、1988年にリリースした活気あふれるリストの協奏曲集以来となる小澤率いるボストン交響楽団との共演で、ラフマニノフのコンチェルトをスリリングに奏でたアルバムをリリース。また1999年にはツィメルマン自身が選んだ優秀な若手演奏家から成るオーケストラを弾き振りし、驚異的なまでの緻密さでショパンのコンチェルト奏でたアルバムをリリースしている。この作品にもよく表れている徹底してディテールを追求する姿勢は、ともすると時間の浪費とも思える事態を引き起こすかもしれないが、ツィメルマンの強烈な思いは単なるこだわりをはるかに超越したものであり、つまるところ、彼ほど明晰(めいせき)な思考を持ち、純粋で透明感のある音色を発するピアニストは、ほとんどいないといえるだろう。
- 出身地
- Zabrze, Poland
- 生年月日
- 1956年12月5日
- ジャンル
- クラシック