カミラ・カベロ
カミラ・カベロ

カミラ・カベロ

カミラ・カベロについて

2018年にApple Musicが行った、デビューアルバム『Camila』に関するインタビューの中で、カミラ・カベロはグラミー賞のパーティーでの出来事について明かした。それはとある有名な男性、つまりはセレブリティとの会話だった。「思わせぶりな関係」と彼女は語った。しかし、2人の会話が盛り上がってきてもなお、カベロはその男性がまだ演じているように感じたのだという。まるで止められないループから抜け出せないかのようで、彼女は少し怖くなったが、それと同時に、どんなものでも洗練され過ぎるとだめになるということを思い知った。

「人間的なものやゆがんだもの、小さな“イズム”の数々。それこそが、人間の面白さだと思う」と彼女は語る。親しみやすさが、プロ意識や精力的な活動と同じように重要な位置を占めるポップシーンにおいて、カベロは最も地に足の着いた魅力的なアーティストの一人になった。キューバ系アメリカ人の若い女性であり、少し強迫性障害があり、どうしようもなくロマンチストであるという実生活での状況が、彼女の音楽には違和感なく反映されている。彼女は例のパーティーでの会話も「In the Dark」という楽曲に落とし込んでみせた。

1997年にキューバの首都ハバナで生まれたカベロは、リアリティ番組から誕生したグループ、フィフス・ハーモニーのメンバーとして活動した後、2017年にソロキャリアをスタートした。「Havana」「Crying in the Club」「Señorita」「She Loves Control」といった彼女の代表曲には、クラシックなラテンポップ(セリア・クルースからCalle 13まで)のテイストに、コンテンポラリーなR&Bと、さらには、エド・シーランとテイラー・スウィフトのようなシンガーソングライターならではの親しみやすさがブレンドされている。

カミラ・カベロというアーティストは、彼女が育ったバックグラウンドから生み出されたものであると同時に、ラテンアメリカ系のカルチャーと世界のメインストリームとの融合を反映した存在でもある。そのことについて彼女は責任感を失ってはいないが、かじ取りをしているわけでもない。そして、彼女はどれだけビッグになっても地道な活動を続けている。「人生の人間的な部分こそが、私を幸せにしてくれる」と彼女は語る。「ただ、人と会話するとかね。街を歩いていて見知らぬ人がほほ笑んでくれたら、それだけでも幸せな気分になれる」

  • 出身地
    Cojímar, Cuba
  • 生年月日
    1997年3月3日

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