イングリッシュ・コンサート

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イングリッシュ・コンサートについて

1972年にハープシコード奏者で指揮者のトレヴァー・ピノックによって創立されたイングリッシュ・コンサートは、バロック時代の楽器を用いてバロック音楽を演奏するという、当時はまだ十分に確立されていなかった分野において、瞬く間にイギリスを代表するオーケストラの一つとなった。上質で、スタイリッシュかつ生き生きとした音楽作りで定評があるこのオーケストラのサウンドは、軽やかで明るく、透明感にあふれている。弦楽器にあまりビブラートをかけず、持続音に軽いうねりを付けるだけであり、管楽器のウッディで魅力的な音色は、弦楽器やフォルテピアノと美しく調和する。イングリッシュ・コンサートがオリジナル楽器(あるいはそれを丹念に再現した楽器)に特化した理由についてピノックはこう語る。「答えはシンプルです。私たちはただ自分たちの仕事に最適な道具を選んだだけです。バッハにとってこれらの楽器が十分なものだったということは、とりもなおさず私たちにとっても十分なものだということです」。1983年にイングリッシュ・コンサート合唱団を併設して以降は、器楽伴奏付きの合唱曲の演奏、録音も行うようになった。創立者のピノックは30年間にわたってグループを率いた後、2003年に退任。同年からはアンドルー・マンゼが、そして2007年からはハリー・ビケットが音楽監督を務めている。 ピノックの時代に、モーツァルトの交響曲全集、バッハのブランデンブルク協奏曲や管弦楽組曲、ハイドンの交響曲やヴィヴァルディの協奏曲を数多く録音した同楽団は、これまでにドイツ・グラモフォンのレーベルArchivやHarmonia Mundi、自主レーベルのAvieから70作以上のアルバムをリリースしており、Grand Prix du Disque(グランプリ・デュ・ディスク賞)やグラモフォン賞など、多くの権威ある賞を受賞している。また、1998年に敢行した25周年記念ツアーをはじめ、ヨーロッパとアジアで大規模なツアーも行っている。

出身地
London, England, UK
結成
1972年
ジャンル
クラシック

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アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ